2008年5月27日火曜日

瓦葺き

本瓦葺きは現在2種類のモデリング方法を取っています。
最初のほうは、私が社寺を始めた当初のものを紹介します。現在は薬師寺を見てもらえば分かる
とおもいます、後日紹介します。

屋根の断面を利用して稜線をコピーします














コピー後稜線だけを残し削除













エッジを延長します












稜線に対して90度補助線














軒平瓦の面を作成します。















Rを取ります














3点Rをしたにコピーして面を作成













幅を与えて3D 化 稜線を反対がわにコピーします。












丸瓦用にエッジを延長します。













丸瓦の円を作成












ここでコンポーネント化します丸瓦の円と稜線で













コンポーネントの編集に入り丸瓦らしくします。













丸瓦の3/4あたりにエッジを入れます













入れたエッジの上部分をフォローミーで立ち上げ。















軒瓦の方に移り 丸瓦のほうは、非表示にしときます 稜線と軒部分でコンポーネント化して 編集に
はいります。三日月型のフェースを作成します。











この三日月型を稜線を使用してフォローミーで引っ張り、完了後、R面だけを残して削除します。
丸瓦を表示させ終了です。

























































































2008年5月16日金曜日

垂木モデリング

垂木の断面を屋根下面から 作成します
しっかり丸桁にのるように作成します。










垂木に幅を持たせます、垂木成を220設定した
ので 1:1.2の比率ですので 幅を180にします










垂木に基準になるエッジを入れます。











垂木を屋根下面にセットします丸桁に載っている
事を確認してください。










背返しで行きますので、ピッチを400に設定して
一個目をコピーします。此の2個を選択してコンポー
ネント化します。










コンポーネントの編集に入り同ピッチで連続コピー
します。





コンポーネントの編集を維持したままで、垂木の
高さを調整します。線拘束しようします。VCBに数字
を入れます、絵を見ながら何回か、数字入れて調整
します。





最終的にこうなります こう見ると反りが丸桁位置
から始まるという意味が理解できると思います
そうしないと垂木が丸桁に乗りませんから。






ここで カット面を作成します。
45度に設定します。









コンポーネントの編集を終わり このまま開きスペースのコピーします。










コピーしたパーツのコンポーネントの編集にはいります。カット面と垂木を選択して選択アイテムの交差
をします。










一個目の垂木を分解します。












分解後不要部分を削除します。削除後コンポーネント化します。












コレを一個ずつご丁寧に繰り返します。













コンポーネントですからコピー元も同時に編集
されます。








完了した垂木をコピーします。














ここで反転












回転90度













移動してセットします。













これでこのデーター不要ですので、消去します。













柱位置くらいまで、垂木を消去します。垂木ピッチの
調整のため










屋根の寸法を計測して、最初に設定した 400に近い寸法で連続コピーします。 垂木の帳尻が合うように









最終的にこういう形になります 屋根の1/4 ですから
後は反転 回転で最終形にします。

垂木割り


木割りは、垂木配りとも呼ばれ、伝統的な垂木の配置方法である。垂木と垂木との間の割り方の広い狭いによって、本繁(ほんしげ)割り、半繁割り、吹寄せ割り、まばら割りなどの種類があります


 (1)本繁割り社寺などに用いられるもっとも厳格のある垂木割りで、垂木の下端幅をあきとする小間返しと、垂木の成をあきとする背返しとがある。本繁割りでは垂木間の心を柱心にする。また垂木幅+垂木間を一枝(いっし)と呼び、柱間を何枝にするかによって、垂木幅も垂木間も決まってきます。



2)吹寄せ割り吹寄せ割には、さまざまなものがあり。図に示したような垂木2本をセットにしたものだけでなく、3本をセットにしたものもある。しゃれた軽快な建 物に用いられる、

(3)此の外、まばら割りがありますが、最も簡単で一般的な垂木垂木幅の10倍程度のものまである。まばら割りでは、垂木心を柱心に合わせます。
図で示しませんので、
此の外 特殊な例として
薬師寺 の地円飛角 つまり 地垂木が円形、飛えん垂木が角という場合があります。
もうひとつ 鎌倉時代の禅宗様では 放射垂木になります。つまり建物の中心から、放射状に垂木を配置します。 こんな建物は2度とモデリングしたくない 私の作図例としては、正宗寺三匝堂があります。
日本の古建築は垂木割りで柱、斗、柱 間などの寸法がきまってしまいます。つまり、垂木からすべての寸法が出せるということです。ただここまで厳格に木割りが確立したのは、 江戸時代以降ですので、私の場合此処まで精度では、モデリングしていません、こういうことを知って いるのは建築科の先生か大工さん位なものですから、ファイルの容量を稼ぐために垂木のピッチを 無視してモデリングする場合があります。

追記 
垂木のモデリングの実例は、今日の夜にはアップできると思います。これができれば、練習するのに
時間が掛かると思います2日くらい私に余裕ができるかな、たまには自分のブログをアップしないと



                                                                            

2008年5月15日木曜日

線拘束機能

この機能は Ver6で追加されたものですが、コレを覚えてくれないと垂木に進めませんので

フェースを作成しました













選択して移動コマンドを掛けます、どこでも良いから
クリックします ↑キーを押すと青に拘束されます
此処でVCBに寸法入れてあげます。拘束されていますので 他のエッジに影響されません。










今度は→キーを押すと 緑に拘束されます。













←キーで赤に拘束



エッジを引く場合も同じです ←キーで緑、カーソル
は 線に拘束と書かれたところにあります




赤線に拘束




青線に拘束






此れをご存知でしたら問題ありません、明日には垂木の解説に入ります 夜ですけど